アサヒビールの博多工場の敷地内に、古墳があるらしい!そんな噂を聞きつけて、早速行ってきました♪
古墳への入口です。正面入り口ではなく、物流ゲートのほうにまわりましょう。(物流ゲートへの行き方は最後にご案内します)
左の写真の真ん中が守衛所になっていますので、古墳を見に来た事を伝えて簡単な書類を記入するとパスがもらえます。入場は無料。
パスをもらったら、すぐ歩道に戻りましょう。
古墳の入口。後ろには、大きなビールタンクがずらっと並んでいます。タンクの中には熟成中の美味しいビールが。。。心惹かれながら、古墳の順路に戻ります。
アサヒビール内にある古墳は、東光寺剣塚古墳といって、6世紀中ごろに造られた、福岡平野最大級の古墳だったそうです。現在は、真ん中の石室部分を見ることができます。
ちなみに・・・出土した埴輪は、福岡市の埋蔵文化財センターで見ることができます。(画像右側)看板と同じ形をしていますね。
順路に沿ってあるくと、古墳の廻りをくるっと一周できるようになっています。これは入口の丁度裏側あたりにある石室。古墳の中心部分です。中にはもちろん!アサヒビールが納められていました。
石室を見たあとは、階段がありますので丁度古墳の上を渡って帰ってくる事になります。石室の入り口が無かったら、ただの森にしか見えないですね。
ちなみにアサヒビール博多工場は、大正10年(1921年)からこの地にあります。最寄駅の竹下駅は大正2年(1913年)からあり、現在のように物流がトラック主流ではなかった頃、貨物列車で運ぶために竹下からアサヒビールを通る引き込み線があったという事です。
現在は線路はありませんが、古墳といい、廃線といい、なんとも歴史を感じる工場ですね。
さて、古墳を見たあとはアサヒビールの工場見学!と張り切っていたのですが、、、その日は2週間前から予約がいっぱいで工場見学をすることができませんでした。
古墳は年末年始を除き、予約も無しで行けますが、工場見学もされる方は(というか、是非工場見学にも行きましょう!)、余裕をもって早目にお申込みされる事をお薦めします。
ご予約はこちら→アサヒビール博多工場
<物流ゲートへの行き方>
JR竹下駅の東口を出てすぐの道路を左手に進むと、アサヒビール博多工場の正面入り口に着きます。そこを通り過ぎて工場の端まで来たら、交差点がありますので、右折します。
<注意>
アサヒビールさんの工場内にありますので、古墳以外の場所にはむやみに立ち入らないようにしましょう。
トラックの出入りやアサヒビールさんの業務の邪魔にならないよう、またお怪我をされないよう、十分に注意しましょう。