熊本・大分を襲った「熊本地震」から一年が経とうとしています。
地震は、大きな爪痕を残しました。
熊本市のシンボル・熊本城は完全修復まで20年はかかると言われていますし、伝統ある阿蘇神社も楼門や拝殿が崩れました。
家屋の損壊で仮設住宅にお住いの方もまだたくさんいらっしゃいますが、少しずつ通常の暮らしが戻ってきています。
蔵元様にも被害がありました。
製造ラインに損傷をうけたり、商品が割れたりといった被害があり、震災当初供給が危ぶまれた熊本特産の灰汁酒「赤酒」も、蔵元様や関係業者様のご尽力によって、今は支障なく流通しております。
また、他の熊本・大分の蔵元様も被害はありながらも今では通常通り商品を供給していただいております。
私も昨年の4月から何度か熊本に足を運びましたが、高速道路はほぼ通常通りに走行できますし、復興の速さに目をみはるばかりです。
以前、熊本市内から阿蘇方面に向かうメインだった道路は未だ通行止めのようですが、他のルートは開通しております。
少し回り道になるかと思いますが、以前は目にしなかったものに新しく出会えるチャンスでもあります。
もう少しでゴールデンウィーク。
新緑のきれいな時期になってきましたので、是非、熊本・大分方面へ足を延ばしてみてください。
観光したりお酒を飲んだりする事で、被災地への支援になるといいですね!
見学・直販のできる酒蔵(営業日等の詳細は、蔵元様のページをご確認ください)
- 瑞鷹株式会社…「瑞鷹」(清酒)、「東肥 赤酒」、など
- 千代の園酒造株式会社・・・「千代の園 朱盃」(清酒)、「千代の園 赤酒」など
- 株式会社美少年・・・「美少年」(清酒)など
- 花の香酒造株式会社・・・「茂作」(焼酎)、「和仁」(焼酎)など
- 河津酒造株式会社・・・「小国蔵一本〆」(清酒)、「心ゆくまで」(焼酎)
- 繊月酒造株式会社・・・「繊月」(焼酎)など