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おひとり女子が行く!城島酒蔵開きレポ

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去る2月18日、福岡県は城島地区で開催された『城島酒蔵びらき』に行ってきました!


体験者スペック
おひとり経験有り:居酒屋・一人旅(国内・海外)・夏フェス
おひとり経験無し:焼肉・カラオケ・ビュッフェ

城島地区は第一級河川である筑後川の水や豊かな自然に恵まれた有名な酒どころで、9つの蔵がお酒を醸しています。個性あるお酒に出会えるでしょうか。
電車に揺られわくわくしながらパンフレットを熟読します。

蔵開き当日は、西鉄三潴駅もしくはJR荒木駅を起点に無料シャトルバスが運行されていて、城島地区の7蔵とメイン会場を周れるようになっています。

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まず、メイン会場に向かいました!メイン会場につくとステージから賑やかな声が。ちょうど「筑後の酒造り唄」のステージが行われていて、青空に勇壮な声が響きます。
このステージでは、ダンスやたいこなどが披露されていました。休憩テントも近くにあるので、疲れたときにおすすめです。

会場ではおちょこ付のチケットが600円で売られていて、このチケットと引き換えで試飲ができます。
その横に別売りで木枡が売っていたのでスタッフの方に聞くと、木枡にちょこを入れることで、試飲を注いでもらう時にちょっとこぼしてもらえる・・・かもよ。との事。
それは手に入れるべきでしょう!という事で、購入してちょこをセッティングしさっそく試飲会場に向かいました。

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手には12枚つづりのチケット。そして試飲にはそれぞれ
A.普通酒~本醸造酒クラス・・・ チケット1枚 B.純米酒クラス・・・ チケット2枚 C.(純米)吟醸酒~(純米)大吟醸酒クラス・・・ チケット3枚 が必要。
さて、何をどう飲むか考えどころ。

という事で、酔ってないうちにチケット3枚を握って大吟醸クラスの酒を2杯行くことに!

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福岡の酒は甘口が多いイメージですが、吟醸以上はなんとなくすっきりの味わい。辛すぎず、いい感じです。次に、純米を2杯。
ここで一旦落ち着いて、お好み焼きを食べたのですが・・・やっぱりお好み焼にはこれでしょう!という事で、ビールを一杯。(別料金)

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座ってビール片手に、残りチケットは2枚・・・純米を1杯にするか普通酒を2杯か。それとももう一度チケットを買おうか!と悩みながら、座るところを探している老夫婦に席をお譲りしたところ、ご婦人がもう飲めないからチケットをどうぞ!と差し出すではないですか!!
ありがたく頂戴して、最後のチケットは全部普通酒に入れ込む事にしました。青天の元、美味しいおつまみとお酒と人情でテンションもアップしました♪

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会場のイベントも盛りだくさん。
こちらは鏡開き体験(有料)。結婚○周年、や、誕生日など、いろいろな御祝い事で体験されてる方が多かったです。中には、外国の方で観光で蔵開き体験記念という方も。
鏡開きというと披露宴や開店祝い等の振る舞い酒のイメージがあり普段あまり経験することは無いですが、これは良い思い出になりますね!
うーん、蔵開きおひとり記念に体験しておくべきでした!

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こちらは角打ちコーナー。
こちらのカウンターでお酒を頼んで(有料)、後ろに用意してあるテーブルで食べることができます。
ちょこでは無くグラスで頂けるので先ほどの試飲で気に入ったお酒をなみなみと飲めます!このコーナー、すごい盛り上がりでした。
ちなみに小さいころよく酒屋に使いに出されてましたが(今では未成年はお酒を変えませんが・・・時代ですね)、お店のレジ近くで大人がコップ酒を飲みながら、カウンターに置いてある天ぷら(丸天)やするめをかじっているのを見ていました。
今はおしゃれ角打ちが流行ってますが、昔ながらの角打ちのほうがノスタルジーなのかなんなのか、グッとくるものがあります。という余談ですが。

さて、メイン会場以外にも、各蔵で独自のイベントがあっています。

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そのうちの一つ。メイン会場から徒歩で行ける花の露さんに行ってみました。こちらも角打ちがありまして、のぞいてみると「ちろり」で燗をつけてるじゃないですか!
ちろりで燗つけたお酒というのは本当にまろやかで全然味が違うんですよね。天気は良かったですが風が少し冷たいこの日、燗酒は最高でした!

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他におもしろそうな企画で「酒の間」というのがあっていました。500円で選べる4種類のお酒を飲み比べでき、音楽を聴きながらゆっくりできる模様。待ち時間があったので断念しましたが、次は是非行ってみたいです。

メイン会場+1蔵でだいぶいい感じになった上、ゆっくりしすぎて時間が足りなくなりあっという間に終了時間近くに・・・
もっとゆっくり他の蔵も周りたかったですが、後ろ髪をひかれつつ電車駅までのシャトルバスに乗りました・・・が、なんとなく名残惜しく、駆け足で電車駅近くの杜の蔵さんにすべりこみます!

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試飲だけではなく、原料米や麹の展示もありました。また、飲みすぎた胃にやさしいふるまい甘酒。沁みます。

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今回の城島蔵開きでは女性おひとりはさすがに少数派な気がしましたが、男性おひとり(っぽい方)はたくさんいらっしゃいました。
おひとりで辛いところを敢えて言うなら、食べ物の品数をあまり食べれないという事でしょうか。いろいろな種類の食べ物があったのですが、一つの量が多かったので購入にだいぶ悩みました。
でも結局食べたかったので、買って残りは持って帰って、電車内に美味しそうな匂いをふりまいてしまいましたが。。。

行くまではひとりで楽しめるのかな?と不安ではありましたが、いざ会場に着くと、美味しいお酒に美味しい食べ物。様々なイベント。楽しくてあっという間に時間が過ぎていきました。
酒蔵開きに行きたいけど、一緒に行く人が居ない。。。そんな方は是非おひとり蔵開きに行かれることをおすすめします!
最初は参加規模の大きな蔵開きのほうが、人ごみに紛れる事ができて気楽だと思いますよ。

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あ、特におひとりの時は「和らぎ水」を必ず忘れずに、酔っ払って前後がわからなくなってしまう事の無いようにしましょう!
各地で蔵開きやお酒のフェスタがあっていると思いますが、何人で参加されても、みなさん是非楽しんでくださいね!