夏も近づき、冷酒の美味しい季節となりました♪
冷酒はその名の通り「冷やした日本酒」を指しますが、私しょうチュー子はつい数年前まで「冷や」を「冷酒」と思い込んでいました。。常温のものを指すのですね。
お店でも「冷や」と注文して「冷やしたお酒」で通じ、ずっと大いに勘違いしておりました。通ぶっててかなりハズカシイ。。
こんな風に私は焼酎だけではなく、日本酒についても勉強中のかなりの初心者でありますが、今回のコラムは「冷酒」についてです。私の勉強にちょっとお付き合いください・・。
おいしい「冷酒」を様々な温度帯で楽しもう
(私がようやく)「冷や」と「冷酒」の違いが分かったところで美味しく「冷酒」を楽しむ温度帯をご紹介します。5℃刻みで次の表のように名前があります。
「雪冷え」「花冷え」「涼冷え」など、素敵な名前ですね♪
色々な温度で楽しんでみてはいかがでしょうか?
★先輩のコラムでは お燗も含めて美味しいお酒の温度帯について詳しく解説しています!!こちらもぜひご覧ください♪
→「冷やとお燗 お好みはどっち!?見つけてみよう自分の飲み頃温度」
冷やしておいしい冷酒は「生」がつくことが多い!でもその違いは?!
生貯蔵酒、生詰め、生酒などの生タイプの清酒をひとくくりで「なまざけ」と呼ばれることもあり、一般的な清酒でも冷やして飲めば「冷酒」。少々まぎらわしいですね。
一般的に清酒は変質を防ぐための為に、火入れ(殺菌処理)されています。
一般的な火入れをした清酒
清酒が出来上がり、貯蔵タンクに入れる際に1回火入れ、貯蔵タンクから瓶詰めされる際にもう1回火入れされ、計2回火入れされたもの
一方で火入れすると生とは風味が変わるため、火入れを少なくし温度管理に注意して流通、販売されるタイプのものもあります。火入れのタイミングでタイプが異なります。
生酒(生生)
清酒が出来上がり、貯蔵タンクに入れる際、貯蔵タンクから瓶詰めされる際にも全く火入れされないもの
生貯蔵酒
清酒が出来上がり、貯蔵タンクに生で入れ、貯蔵タンクから瓶詰めされる際に1回火入れ(加熱処理)されたもの
生詰め
清酒が出来上がり、貯蔵タンクに入れる際に1回火入れ、貯蔵タンクか瓶詰めされる際には火入れされないもの
生囲い
生酒のままタンクで貯蔵したもの
清酒を貯蔵することを囲い(かこい)といいます。
火入れ回数が少ないほど、生(酵母)の風味が強く独特の魅力があるようです。
★先輩のコラムでは「生酒」についても詳しく解説しています!!こちらもぜひご覧ください♪
→「生酒を味わおう!」
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日本酒は季節ごとに味わいや楽しみ方があるのが大きな特徴であり、良さでもありますね。
これからも知識を深めて、またコラムでご紹介できればと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。