今年は9月に入っても残暑が厳しく、早く秋を感じたいしょうチュー子です!
「ひやおろし」というのは春に一回だけ火入れした日本酒をひと夏貯蔵し、秋に出荷するお酒です。
ひと夏の熟成を経て落ち着いたまろやかな味になる、この時期だけのお楽しみと言えるのですね。
福岡県内の有数の蔵元が福岡県産米で造った「ひやおろし」が9月9日より期間限定で発売されるのを前に、8月22日の試飲会で一足先に味わいました。今日は一部ご紹介します!
(株)喜多屋
「純米吟醸 喜多屋 吟のさと ひやおろし」
吟のさとを使用し、喜多屋独自の酵母、KR酵母で醸した純米吟醸酒。程よい吟醸香と酸味を生かした芳醇な味わいが特徴です。
キリっとした味わいで、長く楽しめるお酒に仕上がったそうです。
(株)花の露 「花の露 秋の特別純米ひやおろし」
福岡県産米を60%に精米して醸した純米酒。極軟水の仕込み水でやわらかい味わい。幅広い料理とあわせていただける、食中酒としてもお勧めのお酒です。
冷やして、または常温で美味しくいただけますが、お燗をつけると一層旨味が引き立つそうです。
(株)小林酒造本店 「萬代 純米吟醸 ひやおろし」
昨年のひやおろしは「飲みやすい」仕上がりだったそうですが、今年はお米の旨みと甘みが引き出された「飲みごたえのある」 仕上がりになったそうです。
冷酒で試飲しましたが、ぬる燗にしてもおいしく、食中酒としてもおすすめだそうです。
比翼鶴酒造(株)「比翼鶴 純吟 ひやおろし」
アルコール度数16度の「濃醇辛口」。ひと夏超えて熟成され、しっかりとした味わいとキレの良さが特徴です。
常温で試飲すると旨味が広がり、その後すっと消えるような甘みを感じました!
(株)篠崎 「比良松 ひやおろし 純米酒 65%」
「ぬる燗にしてうまい酒」を目指して造った純米酒。
福岡県産山田錦を原料に精米歩合65%、濃醇でやや辛口、キレの良さが特徴です。
冷酒では飲みやすく、常温でお米の味わいが生きる味わいに仕上がったそうです。
池亀酒造 (株)「純米吟醸 無濾過 ひやおろし」
夢一献を使用、フルーツのような香りで生酒に近い口当たりの純米吟醸酒。
すっきりしつつもやや甘口で、冷酒でいただくのがおすすめだそうです。
勝屋酒造(名)「赤間宿 ひやおろし」
福岡市と北九州市の中間に位置する宗像(むなかた)市の唐津街道赤間宿にある1790年創業の酒蔵。
常温で試飲しました。すっと入る、すっきりとした味わいです。
辛口の純米酒で冷やすとさらにすっきりとした味わいになり、ぬる燗もおすすめだそうです。また、宗像で水揚げされるおいしい白身魚と相性がいいそうです!
(株)山口酒造場
「庭のうぐいす だるま 特別純米 ひやおろし」
山田錦と夢一献を使用、精米歩合60%の特別純米酒で、落ち着いた「御代りしたくなるお酒」。
味がしっかりとした純米酒には焼き魚や煮魚などしっかりとした味付けの料理が合い、気温が下がり冬に向かうと燗をつけて鍋料理にもおすすめだそうです。
飛龍酒造(株)「筑後川 純米吟醸 ひやおろし」
きれいな濃い青の瓶が目をひきます。「山田錦を使用し、9号酵母で醸した伝統的な秋上がり」と蔵元様。
うまみがあり、まろやかで「ずっと飲んでいられる」辛口。
料理の邪魔をせず、食中酒としてもおすすめだぞうです。
(株)いそのさわ 「中洲 純米大吟醸 ひやおろし」
おすすめの冷酒で試飲しました。濃醇でありながらすっと入る飲み口、まろやかな甘みを感じました。
山田錦と夢一献を使用。精米歩合50%で、華やかな吟醸香があります。熟成したまろやかな味わいが特徴です。
AUTUMNのラベルロゴが素敵です。
常温でいただくと、やわらかく、まろやかな味わいを感じました。
辛口の純米酒は冷やして、もしくはぬる燗で。食中酒としてもおすすめだそうです。
溝上酒造(株)「天の宙 ひやおろし」
フルーティな香りとスッキリとした味わいの純米吟醸。
試飲するとすっと入る飲みやすさを感じました。
やさしい飲み口で冷酒、ぬる燗がおすすめだそうです。
★★★ ★★★
いかがでしょうか?
秋は日本酒がおいしい季節。旬の味覚と一緒に秋の夜長をゆっくりと「ひやおろし」を楽しんでください♪