昨年、宝酒造のスパークリング清酒「澪」が大ヒットしましたね。
商品によっては「微発泡清酒」や「発泡性清酒」という呼び方もありますが、
爽快さ、柔らかさから普段お酒を飲まない方々にも広く指示され、一躍知れ渡ることとなった「スパークリング清酒」。
実は焼酎業界も様々な「スパークリング」が登場しています!
まず、先駆けて(?)2012年の6月に業界大手の薩摩酒造(鹿児島県)より
「神の河ハイボール」が発売されました。
長期貯蔵の麦焼酎で有名な「神の河(かんのこ)」のハイボール。
その手軽さと、飲みやすさで、既存の「長期モノ」ユーザー以外の層を取り込みました。
しかし、まだまだ男性的な「ハイボール」のイメージが強かった焼酎。
スパークリング清酒が女性層やお酒初心者の心を掴んだ2013年。
その夏に女性層に向け、いち早く登場した「焼酎スパークリング」が
「KURA no AWA(蔵のあわ)~石の蔵からスパークリング~」(鹿児島県 本坊酒造)
貯蔵熟成芋焼酎「石の蔵から」に炭酸が加わった爽快スパークリング!
樫樽貯蔵由来のほのかな甘みと、香りが特徴♪
続いて、今年3月、発売と同時に大好評で一時売り切れとなった
「さしより乾杯」(熊本県 常楽酒造)
純米樫樽焼酎に炭酸を加えたスパークリング!
伝統的な球磨焼酎に見られるお米の甘みに、樫樽の風味が加わって、ちょっぴりビターな大人の味に♪
そして、4月末にリリースされたばかり、お昼の情報番組でも紹介された
「赤猿スパークリング」 (鹿児島県 小正醸造)
希少品種と呼ばれる紫芋「農林56号」を使用した芋焼酎「赤猿」仕込みのスパークリング!
紫芋のフルーティさに甘みが加わり、さらに飲みやすくなった女性におすすめのスパークが登場しました。
焼酎 × 炭酸 = 焼酎ハイボール のイメージから
より女性にも受け入れやすい
焼酎 × 泡 = 焼酎スパークリング のイメージが定着しつつある焼酎業界。
今年、スパークリング清酒のようなブームが、焼酎業界にも訪れるかもしれませんね(*^_^*)
焼酎初心者の方はもちろん、「私は本格派焼酎一筋だ!」という方も
ぜひ、今年の話題の一つとして、お試ししてみてはいかがでしょうか??