ノンアルコール市場はいかに!?

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ノンアルコール市場拡大は一段落か。

ノンアルコール飲料といえばビールテイスト飲料。

以前から、ローアルコールの製品はありましたが、2009年4月にキリンビールが世界初となる0.00%「キリンフリー」を発売しノンアルコール市場は大幅に飛躍しました。

大手ビールメーカー4社はそろぞれにノンアルコールカテゴリーで商品を発売し、その市場は焼酎、ワインにも大きく拡大していきました。

そして、ビール4社それぞれが核となる銘柄が出揃った2012年。
その出荷数量は大幅に増加しましたが、2013年はノンアルコールビールの出荷数量の伸び率が一気に縮小。
(前年比 2011年119.8%、2012年136.5%、2013年102.5%)

「そろそろノンアルコールの市場拡大も落ち着いたか」という見解もみられる中、果たして一般ユーザーへノンアルコールはどれほど浸透しているのでしょう。

まだまだある!?潜在市場

ここに、当社が2013年春に実施したアンケートがあります。

nonalcolgraph

■ノンアルコールのビール・カクテル・ワイン・焼酎について

6割以上の方がノンアルコールのジャンルに興味を持たれていることがわかりました。

頂いたコメントには
最近はノンアルコール飲料を口にする機会が増えました。当初から比べると味もだいぶよくなってきましたね。
初めてノンアルコール梅酒を飲んだ時、おいしくてびっくりしました。 ノンアルコール清酒や焼酎の開発をしてください!

市場がどんなに拡大しても、未だ「ノンアルコールは美味しくない」というイメージを持たれている方は多いと思いますが、
実際に飲んでみると、その品質の良さにビックリ!といった驚きの声が多数見られました。

中でも、「飲んでみたい」と興味を持っている未経験のユーザーが4割もいたことです。

今は皆さんお酒が大好き!かもしれませんが、
飲酒運転はもちろん、ご自身の体調管理などでノンアルコールを必要とする機会が出てきたその時!

いざ手にして、口にしてみたその瞬間!

彼らを唸らせる製品の開発がさらなる需要拡大の維持につながるかもしれません。