灘を歩く 白鶴酒造編

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日本一の酒どころ 灘

前回の櫻正宗さんを訪ねた後、
その足で、御影郷にある 白鶴酒造さん を訪れてみました。

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遠くからでも一目でわかる 鶴のマーク。

訪ねて、まずビックリするのはその広大な敷地。さすが業界最大手、貫禄のある佇まい。

本社敷地内にある白鶴酒造資料館へお邪魔しました。
櫻正宗さん同様、杉玉と樽酒がお出迎え。

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そして、入ってすぐに大きな桶がディスプレイ。

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館内は、昔の酒づくりを忠実に再現されていました。
この資料館自体が、大正初期に建造され、昭和44年まで本店1号の酒蔵として使われ、昭和57年に資料館となったそうです。
創業1743年(寛保3年)の歴史の中で、受け継がれた技とともに、伝統を支えてきた使い古された酒造りの道具たちから、その重みがひしひしと伝わってきました。

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中には、とってもリアルに仕事に励む蔵人達。

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こんなに大きな桶を使うのですから、それは大変な仕事だったんでしょう。蔵人たちの熱気が伝わってくるようでした。

釜もでっかい。

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発掘された江戸後期~明治後半の酒蔵跡と遺構。そして商標の変遷。

P1010769商標の変遷

ゆっくり、じっくり館内を回ると その歴史の深さを充分に感じることが出来ます。
伝統的な酒造りと進化の融合により、今の白鶴酒造さんがあるのだな。と。

感慨にふけりつつ、最後は自慢のお酒をもちろん試飲。
限定販売の「特別純米原酒蔵酒」をいただきました。

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いや~なかなかに米の旨味がガツンとあるお酒でした。

静かな中で、酒造りの歴史に浸る。
そんなお酒の楽しみ方も、乙なものです。

資料館詳細は白鶴酒造資料館HPより