余った焼酎どう使う??

人の味覚も千差万別。
あの有名焼酎を試しに買ってみたけど・・・知人から焼酎をいただいたけど・・・どーーしても口に合わない!って事ありますよね。
そんな時、残った焼酎をどうしますか?
蔵元さんの想いがつまった焼酎、むげに捨てる事はできませんね。
今回は、残った焼酎の活用法をいくつかご案内します!
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11月1日は「焼酎の日」

11月1日、何故この日が「本格焼酎の日」になったのでしょうか。

焼酎は普通8〜9月から仕込みが始まり新酒ができあがるのは、実は11月1日前後。
その年の新酒が飲める、この記念すべき日こそが「本格焼酎の日」の由来だったのです。

10月には「神無月」という別名があります。全国各地の神様が自分の土地を離れ出雲大社に集まる為に呼ばれるようになった呼び方です。
当然、月の変わる11月1日は出掛けていた神様が帰ってくる日として大変めでたい日でもあり、毎年の新酒が登場する「本格焼酎の日」としては、まさにふさわしい日なのです。
ちなみに、昭和62年9月、九州で本格焼酎業者の会議が開かれたとき、本格焼酎を広くアピールする為として「本格焼酎の日」が制定されました。

焼酎の起源・歴史

焼酎は、蒸留の技術が14世紀にタイから伝えられた事をきっかけに始まったとされています。

室町時代の1559年に「神社の神主がケチで一度も焼酎を飲ませてくれなかった。作次郎・助太郎」と書かれた棟木札(むねきふだ)(鹿児島県大口市の郡山 八幡神社)が発見されている事から、この時代に焼酎が人々の生活に定着していたことは明らかです。

焼酎の起源・歴史

但し、当時の焼酎は米焼酎が主流であり、様々な原料の焼酎が造られるようになったのは、江戸時代からといえるでしょう。

江戸時代は、米が年貢の対象として大変貴重なもので、焼酎造りに利用することが難しかった為、当時の人たちは苦労を重ね芋や麦など様々な原料を用いた焼酎を造りました。これが現在の焼酎の基盤になっていったのです。

その後、明治時代になり、技術は目覚しく進歩を遂げ、焼酎も乙類と甲類に分類されるようになり、現在に到っているのです。

本格焼酎の定義

本格焼酎と名乗るには、酒税法および酒税関連法規の細かい基準をクリアする必要があります。
平成14年11月1日、「本格焼酎」の定義が確立しました。
ここでは、本格焼酎の定義についてご紹介します。

■焼酎は「単式蒸留焼酎(乙類)」と「連続式蒸留焼酎(甲類)」に分けられる

焼酎は大きく単式蒸留焼酎(乙類)と連続式蒸留焼酎(甲類)に分けられます。(※)
アルコール含有物を単式蒸留器で蒸留し45度以下のものは乙類、連続式蒸留器で蒸留し36度未満のものは甲類に分類されます。
原料が豊富で、本格焼酎と呼ばれているものの多くは焼酎乙類です。

一般的には「焼酎乙類」=「本格焼酎」と言われますが、厳密に言うと正確ではありません。
本格焼酎は、焼酎乙類の中でも一定の条件を満たしたもののみを指します。

※2006年5月、酒税法改正により品目区分が一部変更されました。

【単式蒸留焼酎】
従来の「焼酎乙類」のことです。
従来の表記も認められているので実際の商品ラベルには「焼酎乙類」「単式蒸留焼酎」「本格焼酎」等表記されています。

【連続式蒸留焼酎】
従来の「焼酎甲類」のことです。
従来の様に「焼酎甲類」と表記される場合もあります。

ここでは、「焼酎乙類」「乙類」、「焼酎甲類」「甲類」と表記します。

■本格焼酎の定義

平成14年11月1日、「本格焼酎」の定義が確立しました。

1.麹を使用
2.原料は、穀類(麹も含む)・いも類(麹も含む)・酒かす・黒糖及び穀類、芋類を主原料とするその他原料
3.単式蒸留器で蒸留したもの(原料本来の豊かな風味と香りの秘密は、この蒸留法にあります。)
4.一切の添加物を加えないもの( 水以外は加えない。)

■甲類乙類混和焼酎とは(焼酎業界の第3のビール??)

最近市場で急成長しているのが、甲類と乙類がブレンドされた混和焼酎です。
一番の特徴は、’値段が安い’こと。酒税自体の差はそれほどでもありませんが、甲類焼酎の製造原価が本格焼酎に比べ安いからです。
二つ目の特徴は、’味わいがすっきり飲みやすい’点です。甲類と乙類がブレンドされているため当然ですが、これも人気の一因のようです。 こうやって見ると、ビール市場をにぎわしている発泡酒・第3のビールに似た存在ですが、甲乙混和焼酎を本格焼酎と混同しているようにも見受けられる点には危機感を覚えます。
それぞれに良さがありますが、きちんと理解して楽しみたいものです。

【甲類乙類混和焼酎(乙類甲類混和焼酎)】
甲類焼酎と乙類焼酎を混和したもの。
ブレンド比率により『甲類乙類混和焼酎』または『乙類甲類混和焼酎』いずれかの表示となり、酒税法上では甲類もしくは乙類に分類されます。

※麦焼酎などと表示が可能な為、本格焼酎と区別が付きにくいものです。そのため業界内で混和焼酎の表示に関する自主基準を設けています。 容器、またはラベルの見やすい場所に「焼酎甲類乙類混和」「焼酎乙類甲類混和」「連続式・単式蒸留焼酎混和」「単式・連続式蒸留焼酎混和」と表示します。酒税法上ではより混和率が多い方に分類されます。

■その他、焼酎

【韓国焼酎(甲類)】
甲類焼酎に砂糖や甘味料などの添加物を加えたもの。甘いタイプのものが主流。

本格焼酎の歴史~江戸から明治~

本格焼酎は戦国時代後期にはすでに九州で飲まれていました。
江戸時代には強いアルコールとしても珍重されており、薬用にも使われていて、壱岐では刀傷の治療用として焼酎が各戸に常備されていたようです。
南九州では麹菌を使い今の造り方の原型のようなものが形作られ、本州では清酒の酒粕を使った粕取焼酎の技法が広がっていきます。
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地理的表示の焼酎

世界の銘酒に仲間入りした本格焼酎があることをご存知ですか?

1995年、世界貿易機関(WTO)のトリプス協定において、「壱岐焼酎」「球磨焼酎」「琉球泡盛」(泡盛)「薩摩焼酎」の4つの産地は、<地理的表示の産地指定>を受け、国際的にブランドが保護される事となりました。これにより、その地域で生産され、決められた製法で造られたものでなければ、これら産地を冠した呼称を使う事が出来ません。
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泡盛の歴史 ~戦火を乗り越えた泡盛~

■黒麹菌が支えてきた名酒、泡盛
沖縄と言えば泡盛です。南国の日差しの中、喉に響く力強さ。
ウチナンチュー(沖縄の人)の生活の一部であり、ナイチャー(本土の人)もその魅力に引き付けられ、今や『琉球』泡盛と原産地呼称を認められた世界の名酒です。
しかし、その歴史は波乱に満ち、過酷な時代を乗り越えてきたのです。
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蒸留

焼酎は酒税法上、連続式蒸留焼酎(甲類)と単式蒸留焼酎(焼酎)に分けられます。(※)この2種類の焼酎の大きな違いが蒸留方法です。

甲類焼酎は、連続式蒸留器、乙類焼酎は単式蒸留器で蒸留されます。乙類焼酎の蒸留に使う「単式蒸留器」は、もろみを入れる蒸留釜とアルコール蒸気を冷却する冷却器、またそれを繋ぐパイプから成ります。
この単式蒸留の方法には、「常圧蒸留」「減圧蒸留」があります。

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常圧蒸留・・・原料の個性が豊か
普通にやかんでお湯を沸かすように、釜内のもろみに蒸気を当てて90〜100℃になるまで加熱します。蒸留中に焦げ臭の元となる「フルフラール」や沸点の高い成分が一緒に抽出されます。その為、原料特有のコク、旨み、芳醇で豊かな風味が色濃く残ります。原料の香りが十分に楽しめます。昔から行われている伝統的な方法。

減圧蒸留・・・淡麗系ソフトな味わい
蒸留器の釜内の空気を抜いて気圧を下げ、低い温度(40〜50℃前後)で蒸留する方法。もろみを低い温度で沸騰させると、原料の特性をあらわす香気成分を含む高沸点成分の抽出が少なくなります。その為、もろみのやわらかな香りがそのまま生かされます。雑味成分が少なく、淡麗系のソフトな味わいに仕上がります。

減圧蒸留は、1975年頃から導入され始めた新しい技術です。そのクセのない飲みやすさで、それまで九州地方を中心に飲まれていた本格焼酎が、全国の幅広い層の人達に飲まれるようになりました。
今日では、本格焼酎自体の消費が大きな広がりをみせ、常圧蒸留の個性が豊かな焼酎にも注目が集まるようになりました。
「常圧蒸留」「減圧蒸留」、この2つの蒸留方法があるからこそ、本格焼酎は味のバリエーションに富んでいるのです。

※2006年5月、酒税法改正により品目区分が一部変更になっています。(以下の通り)
※「単式蒸留焼酎」とは従来の「焼酎乙類」のことです。従来の表記も認められているので実際の商品ラベルには「焼酎乙類」「単式蒸留焼酎」「本格焼酎」等表記されています。
※「連続式蒸留焼酎」とは従来の「焼酎甲類」のことです。従来の様に「焼酎甲類」と表記される場合もあります。

※ここでは、「焼酎乙類」「乙類」、「焼酎甲類」「甲類」と表記します。