全国的に人気が高まっていた泡盛の出荷量が、2005年、前年比4.0%減の2万7,595KLとなり、14年ぶりに前年を下回りました。
全体の8割弱を占める県内向けは、ほぼ横ばいでしたが、県外向けの落ち込みが響きました。
九州・沖縄サミットが開かれた2000年頃から沖縄県外において泡盛の認知度が広まり、毎年前年比20〜50%の伸びを記録していましたが、ここに来て落ち着いた感があります。
沖縄県酒造組合連合会は、@貯蔵年数などを厳格化した2004年6月の自主基準導入で古酒の出荷量が減ったこと(→詳しくはこちら)、A芋焼酎の人気に押されていること、B過去5年間の伸びが特殊であり、市場として落ち着いてきたこと等を原因に挙げています。
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