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日本最大の米軍基地、嘉手納基地を有する沖縄県中部に工場を持つ新里酒造(しんざとしゅぞう)は1846年創業の蔵元です。「和醸良酒」=「良い酒は和をもって醸す」の社是のもと、従業員43名が力を合わせて、泡盛造りに携わっています。 | |
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泡盛の起源は、ウイスキーやブランデーと同じで、紀元前300年頃までさかのぼります。この頃、蒸留器が生まれました。 その後、10世紀頃にはシャム(現在のタイ)の蒸留酒が中国に運ばれているなど、東アジアの蒸留酒の普及は著しく、西洋よりも発達していました。泡盛はタイから琉球に伝わり、1470年頃から造られていたと言われています。一方、西洋で蒸留酒が酒として飲まれ始めたのは、ウイスキーで、これは1570年代のことですので、泡盛はこれら蒸留酒の中で大先輩にあたるお酒なのです。「世界に誇る日本最古の蒸留酒!」、それが泡盛です。現在は沖縄県内に、46社の蔵元があります。 泡盛の語源の由来は、様々な説がありますが、普及当時の泡盛は度数が強く、そのため泡が立つ=「泡を盛る」ことから「泡盛」という名前がついたと言われています。 |
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今や泡盛造りに欠かせない酵母、「泡なし酵母」を開発したのは、新里酒造の6代目社長、新里修一様。国税局の鑑定官時代の1988年に、度重なる実験、研究の末、生み出しました。 | ![]() |
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明るく、時には真剣に泡盛造りに取り組む新里酒造の若い蔵子さんたち。しかし一歩工場を離れると、芸達者に様変わりします。 沖縄の伝統楽器、三味線を弾ける南大東島出身の當真(とうま)さん、出身地、沖縄県伊江島の踊りを披露して下さった知念さん、内田さん。知念さんは、三味線弾きもお上手!驚くのは、皆様独学でマスターされたという事。沖縄の伝統音楽、伝統の舞を目の前で披露して頂きました。 この夜は、お腹は泡盛と沖縄料理で満腹、気分は上々・・沖縄文化にどっぷりはまった一夜でした。 | |
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![]() | ●お蔵見学できます |
【住所】〒904-2234 | |
●新里酒造までの道のり | |
沖縄自動車道北中城ICより車で約30分 | |
●お蔵訪問する前に | |
お蔵訪問のための基礎知識を学びましょう。 お蔵訪問トピックス |