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 下戸 直一(さげと なおいち)さん
若潮酒造協業組合 専務理事 兼 製造部長


実は私の家は杜氏をはじめ7人、8人で焼酎を造っていたんですよ。家にはかめつぼがあって、子供の頃悪いことをするとよくかめの中に閉じ込められていた思い出があります。
幼い頃から焼酎を造る親の姿を見て、焼酎に囲まれた環境の中で育ってきたのでいつかは焼酎造りに携わるのではないかと思っていました。

下戸さんは焼酎に囲まれて育ってこられただけあって焼酎に対するこだわり、想いも人一倍強くなるのではないかと思いました。
若潮酒造協業組合では機械化を進めて商品の質の向上を上げています。最近も約3億円をかけて古くなった機械の入れ替えなど設備投資を積極的に行っています。
一番力を入れていることは蔵特有の焼酎を造ることですね。機械化は焼酎の質は安定するけど蔵特有の味を造りだすことが出来ないんですよ。だからうちでは「木桶蒸留機」と「かめつぼ仕込み」を導入して蔵特有の味を造る為に日々研究しています。
  
「ブームで終らない、いつまでも皆様に愛飲して頂ける焼酎を造りたい」これが目指している焼酎ですね。
その為にも芋本来の芋の香り、味が残った昔ながらの芋焼酎を皆様に知って頂いて広げていきたいと思っています。今の焼酎ブームでは芋の香り、味を抑えた感じの焼酎が出回っていますが、私はこれからはもっと芋臭い焼酎が受け入れられてくると思います。また造り手として昔ながらの芋焼酎の良さを残していかないといけないと感じています。
その為にも日々研究、努力、苦労は欠かせない苦労したほど味に繋がるとおっしゃっていました。

若潮酒造協業組合の焼酎は近代的な技術と伝統的な技術を取り入れて造っています。近代技術の良いところ、昔ながらの手造りでの良いところを私たち造り手の焼酎に対する想いと共に注ぎ込んでいます。
また、「木桶蒸留機」と「かめつぼ仕込み」の昔ながらの造りを導入することで若潮酒造協業組合の味を造り出しています。
芋本来の香りと味を醸し出した焼酎ですが、女性にも受け入れられる自信はあります。是非一度、この蔵から生まれた焼酎を味わってみてください。

 

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