お蔵探訪記
有限会社今帰仁酒造

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大城 洋介( おおしろ ようすけ)様
有限会社今帰仁酒造 企画室室長
笑顔が素敵なイケメン企画室室長、大城様にお話を伺いました。
若き未来の4代目社長

大城様は8年間福岡で働いた後、故郷の今帰仁に戻り、家業である泡盛の世界に飛び込んだということです。
「現在は商品開発、また九州を中心とし、全国へ営業、自社ホームページの更新などに携わっています。営業では様々な方に会うことが出来、刺激になります。レギュラー商品の提案に始まり、泡盛の良さが際立つ古酒へと幅広く提案していきたいです。」

大城 洋介様
今帰仁の泡盛の秘密
 

今帰仁酒造の古酒泡盛はウイスキーに近い味わいがありますが・・
「秘密は、樽にあります。泡盛は「寝かせる」=「熟成させる」とよりいっそう美味しくなるお酒なんです。当社では、シェリー樽(甘い風味系)、新樽(焼かれた樽。その際に付着した焦げをある程度除き、今帰仁流にアレンジ)、ブランデー樽(甘い香り系)と様々な種類の樽を持っています。その熟成具合によって、ウイスキーのようにもなったりもしますし、リキュール製品にも応用が効きます。可能性は未知数であるお酒なのです。
3年前には泡盛を使った梅酒リキュール『梅美月』を発売しましたが、ありがたいことに好評を頂いています。」

貯蔵庫
泡盛の可能性
 

『まるだい』『美しき(うるわしき)古里』『千年の響き』『天使の夢』『夢幻の宴』など、様々な銘柄を造っていますね。

「古酒のブレンド具合を変えることによって、様々な泡盛を生み出すことが出来ます。また当社では樽の種類、そのブレンド具合も見極め、色々な泡盛造りを試しています。甕貯蔵も行っています。泡盛は貯蔵が命です。」

泡盛の可能性について語る大城様
泡盛の度数はなぜ30度が多いのか
 

泡盛をいくつか見ていると気が付く事があります。それはアルコール度数30度の商品が多いことです。大半の本格焼酎が25度である中、なぜなのでしょうか?
「泡盛業界は、どちらかというと保守的な業界であるからではないでしょうか。昔から30度のものが一般的で、古酒では43度までのものが製品化されています。しかし、時代が進み、最近ではマイルドさや飲みやすいものを謳った25度以下の商品も増えてはきています。」
ところで、この「マイルド」という言葉。泡盛の公正競争規約の中で、「度数が25度以下のものでなければ、マイルドである旨の表示をしてはならない」と定義されています。

透き通ったブルー、沖縄のビーチ
                                                    

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