お蔵探訪記
さつま無双株式会社

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                        ※今回は、 さつま無双株式会社の相良栄二様岩元則之様をご紹介します。
            

 
相良 栄二 (さがら えいじ)
さつま無双株式会社 代表取締役会長
さつま無双会長の相良様。鹿児島酒造組合の理事長、関連会社三和酒造の代表取締役社長と様々な肩書きを持たれています。鹿児島の焼酎業界では知る人ぞ知る!お方です。
 
長生きの秘訣は
 

2006年5月には傘寿(80歳)を迎えられる相良様。はつらつとされており、実年齢よりも随分とお若く見えました。相良様の近況をお話頂きました。
「最近は、スポーツクラブに通い思いっきり体を動かしています。趣味は読書です。お気に入りは綾小路きみまろでしょうか。思いっきり笑う事!それが精神状態に良い気がします。
焼酎に関しては、私の人生の中でとことん追い駆けていきたい、つき詰めていきたいものです。これまで以上においしいものを造っていきたいです。」



代表取締役会長 相良 栄二様
若者に伝えたい焼酎の魅力
 

鹿児島県知事より地場焼酎を造って欲しいと依頼されたことが、会社創業のきっかけとなったさつま無双。ただの一蔵元にとどまらず、地元産業の活性化の役割も担っているようですね。
「我々が、薩摩焼酎を盛り立てていかなければならないと思っています。今が良いというだけではいけません。この先についても確固たるビジョンや理想を持っていなければならないでしょう。
心配なのは、未来を担う若い人たちが県外に出てしまうと、伝統の焼酎造りの後継者が育たない事態が起こりうるということです。焼酎造りは鹿児島の基幹産業です。今のうちに焼酎及び焼酎造りの魅力を広く知ってもらうことが必要だと考えています。」

ラベル張りの工程
昔は、芋焼酎といえば・・
「昔は、ビールや日本酒は高貴な酒、焼酎はおんぼろな酒というイメージの時代もありました。大事なお客様に焼酎を出すのは失礼に当たるとまで言われたんですよ。今では考えられない話ですが・・
特に芋焼酎は臭いと言われ、悪いイメージがつきまとっていました。それから脱却出来たのは、芋焼酎に携わる全ての人の努力があったからです。県やさつまいも農家は芋の品質改良に取り組み、各蔵元も技術改良に労を惜しみませんでした。
全国の方々から受け入れられるようになった背景には、こういうこともあったかと思います。」


工場内 作業工程
1、2年が勝負か?!
「我々、及び他の芋焼酎蔵元もここ1、2年が勝負だと思っています。いかに品質が良いものを造って、信頼を得られるかがポイントでしょう。
焼酎の供給が需要を上回ってしまうと、価格競争は避けられなくなりますので、その点には注意していきたいと思います。価格競争ではなく、各蔵元と共に品質競争をしていきたいですね。
皆様はさつま無双という会社を信頼して頂き、うちの焼酎を飲んで欲しいと思います。」

                                           

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岩元 則之(いわもと のりゆき)
さつま無双株式会社 代表取締役社長 
元銀行マンの岩元様。相良会長と二人三脚、昔は赤字であったこの蔵を、見事黒字に転換させた手腕を持っています。
 
プライベートラベルに応える
代表取締役社長 岩元 則之樣

さつま無双では、プライベートラベル(オリジナル焼酎)も生産しており、専用のタンクも設けています。
「お得意先の酒類業者様、お酒やさんのご要望が多く、それに応えてきました。焼酎の名前、ラベルデザインも相手方と相談をしながら決めていきます。
プライベートラベルは、さつま無双の蔵を売り込む意味でも一役買っていると思います。自信を持ってご要望に応えていきたいです。」



 
来館されるお客様を見て
売店で売られている芋焼酎「天無双」

蔵に併設された売店には、多くのお客様が来られるようですね。
「お客様は東京や名古屋といった遠くから来られる方も少なくありません。個人のお客様が6〜7割、ツアーのお客様が3割といった具合です。レンタカー会社や、旅行会社にもPR活動をしています。
今後は今以上に個人のお客様を増やしていければと思います。是非、好奇心を持って蔵に遊びに来て下さい。」

 
これからは・・
これからの意気込みを語る

これからの意気込みをお願いします。
「タンクや瓶詰めラインの増強が終了し、ようやくハード面(設備面)を整えることが出来ました。今後はよりいっそうソフト面を充実させていきたいと思います。ブレンドの技術が
あれば、おいしい焼酎が出来ると思います。
国道沿いの15メートル立て看板には頑張るぞ!という想いと郷土への愛情を込めております。

 

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