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今回、古澤醸造さんを訪問したのは9月10日。さすがに南国日南というだけあって真夏のような暑さでした。道中、クーラーの効いた車中から外を眺めていると目に映ったのが観光スポットでも有名な日南海岸。宮崎市から串間市まで続くこの海岸線沿いを心地よく走っていると街頭のいたるところで伊勢えびの文字を目にすることができました。あとで知ったのですが伊勢えび解禁になったばかりだったようです。日南は伊勢えびやまぐろ、カツオなどの海の幸が美味しいところでも知られている有名な土地なんですよ。

 
宮崎県内唯一の土蔵の中は外とは違ってひんやりと涼しいという印象を持ちました。これは土蔵が太陽の強い光をカットして室内の温度を一定に保っているからだそうです。この土蔵は1世紀以上も古澤醸造の伝統・味を守り続けてきた蔵元の顔だなと感じました。
 
今回、お話しを伺った昌子さんは明治25年創業の伝統と味を守っていかなければならないという重責を背負っているのですが、ご自身は非常に温和な感じで焼酎の表情を見ながら楽しんで焼酎造りを行っているそうで、昌子さんの焼酎造りに対する女性らしいやさしさが感じられました。
今回の取材は残念ながら造り開始直前で造りの様子を取材させて頂けなかったので、今度は是非造りの時期に取材させて頂きたいなと思いました。

今年は9月17日から芋焼酎の仕込みが始まるということで仕込みの準備でお忙しいところ取材させて頂きありがとうございました。

2002年9月10日
焼酎紀行取材チーム

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