小牧醸造株式会社

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「九州の小京都」として有名な飫肥(おび)城下町。その日本の風情のある町並みは、どこか懐かしい気持ちにさせる、たいへん素晴らしいものでした。白い壁に重厚な黒い瓦屋根が、行けども行けども続いていきます。その一角に小玉醸造を発見。町に溶け込んでいてうっかりと見落としてしまうところでした。なんだか辺りに甘い上品な香りが漂っていたので金丸社長にお聞きしたところ「厚焼きたまご」の香りとのこと。結婚式の引き出物や病気見舞いなどに使われる高級菓子ということですが、この地域の特産品として人気の高いものらしいです。しかしやっぱり一歩蔵の中に入れば芋のなんともいえない独特な香りでいっぱいでした!これぞ焼酎蔵の香りですよね。

 
「城下町の手造り蒸留所」と頂いた名刺には謳っている通り、それがぴったりとくるようなコンパクトにまとまった蔵内でした。「おび蒸留屋 壷熟」をラベルが出来る前から知っている事もあり、甕壷がある部屋を見た時は「ここでこうやって貯蔵されているんだ」と感慨深いものがありました。
「こうしたいと思った事がすぐ実行出来ます」と笑顔で話す金丸社長。甕壷の部屋の入口には試作品である樽貯蔵の樽が置いてありました。どんな焼酎になっているのでしょう。楽しみです。私が伺った時には、新しい機械を入れる前ということで、役目を終えた道具たちが静かにその時を待っていました。
 
 
 
すぐ近くに海があるので、小玉醸造の方々はマリンスポーツを楽しまれるそうですよ。
お忙しい中、取材に応じて下さった、小玉醸造の皆様方、ありがとうございました。
 
2002年9月10日
焼酎紀行取材チーム

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