焼酎アドバイザー

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清酒のきき酒師、ワインのソムリエ、ワインアドバイザーのように焼酎のスペシャリストをめざすのが、「焼酎アドバイザー」という資格です。

2000年にスタートしたこの資格。主に酒類製造、酒類販売、飲食店に勤める人など仕事に直接関係する人々が取得するケースが多いものでしたが、焼酎ブームによって、一般の焼酎愛好家が取得するケースも増えています。

資格を取得するには?

焼酎の基礎知識から始まり、焼酎の歴史、テイスティング、演出方法まで幅広い知識と実践的な技能が要求される焼酎アドバイザーの資格。
取得するには、SSI(※)主催の受験資格認定講習会を修了することが必要です。
講習会のカリキュラムは「焼酎アドバイザーの必要性」、「焼酎の健康効果」、「甲類・乙類焼酎の基礎知識」、「焼酎の歴史」、「焼酎のテイスティング」、「焼酎の効果的な提供方法・演出方法」などです。VTRによる通信講座を選択することも出来ます。

講習会を修了して、いよいよ実際の資格認定試験!6月、10月、2月の年3回開催されています(2005年度)。試験内容は筆記、企画書作成、テイスティングです。

費用は?
講習会費用が25,000円(VTR受講コースは30,000円)、受験費用15,000円、合格後の認定登録料25,000円となっています。

合格率は?
合格率は77.0%(2004年度)と高い数字を誇っており、受講者のレベルが高いことが伺えます。資格がスタートして以来、過去5年間の累計合格者は約3,600名を数えます。

皆様も挑戦してみてはいかがでしょうか!

※SSI・・・日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会。 「焼酎アドバイザー」他、「きき酒師」の資格の主催団体。