多くの焼酎は二段階で仕込まれます。
まず一次仕込みで麹に水と酵母を加えて発酵させて一次もろみを造り、次に二次仕込みで一次もろみに水や主原料の米、芋などを投入して発酵を進めます。
このようにして主原料が発酵できるようにするのが一般的な仕込みです。
一方、全麹仕込みとは、麹のみを原料にして仕込む手法です。
続きを読む 全麹仕込みとは
焼酎ビギナーも、愛好家の方も、ためになる情報がいっぱい!!
多くの焼酎は二段階で仕込まれます。
まず一次仕込みで麹に水と酵母を加えて発酵させて一次もろみを造り、次に二次仕込みで一次もろみに水や主原料の米、芋などを投入して発酵を進めます。
このようにして主原料が発酵できるようにするのが一般的な仕込みです。
一方、全麹仕込みとは、麹のみを原料にして仕込む手法です。
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焼酎のモロミを蒸留する過程の各段階でとれる原酒を、「初垂れ(ハナタレ)」「本垂れ(ホンダレ)」「末垂れ(スエダレ)と言います。
初垂れは初期段階で蒸留器の垂れ口からとれる焼酎のため、アルコール度数が非常に高く、60度以上あります。
初垂れはこれを割り水して45度以下(※)に調整したもの。香気が高く、焼酎の旨味成分が凝縮されています。口に含んだときに感じられる刺激と、スカッとする爽快感が魅力です。
続きを読む 初垂れ(ハナタレ)とは
芋焼酎には、ワインのヌーボーと同様に「新焼酎」があります。
新焼酎とは、一般的にはその年の秋に収穫された芋で、今年初めて製造した焼酎を年内に販売するものを呼んでいるようです。
ですから、新焼酎は大量に生産されることは少なく、期間限定に近い形での扱いになっています。
その味は採れたての芋の旨みが多く含まれ、若く華やいだ香りや甘さが高く、原料の持ち味を一番活かした焼酎と言われています。
続きを読む 新焼酎とは
○伝統的な焼酎の飲み方
[1] 黒ヂョカのような陶器に水と焼酎を入れて、しばらく置き、水と焼酎を良く馴染ませます。
水は水道水よりも、ミネラルウォーターのようなおいしい水がベストです。水道水は色々な成分が混ざっているのでお勧めできません。
[2] 水と焼酎が馴染んだら直火で燗にします。
続きを読む 焼酎のおいしい飲みかた(1)
○新酒の旨さ
焼酎は、数ある蒸留酒の中でも、長期間貯蔵をしなくても飲める珍しい蒸留酒なのです。
一般的には焼酎のできる10月〜12月は、できたての新酒と前年までに造ってある焼酎をブレンドして出荷します。
続きを読む 新酒と貯蔵酒
○水と焼酎のベストな割合は?
水割りもお湯割りも5:5や6:4(焼酎が多め、俗に言う「ロクヨン」)が人気です。
例えば、アルコール度数が25度の焼酎を お湯でロクヨンに割ると、度数は15度になります。しかし、基本的にはお好みでOK!
飲む進めるにつれて薄くしていく方法もあり、体に優しい飲み方。
焼酎は伸びが効くので、水の割合が9割になっても香りはちゃんと立ってくれます。
続きを読む 焼酎のおいしい飲み方(2)
※焼酎粕を固液分離花酵母とは花から分離した酵母で、花酵母を使用した焼酎を花酵母焼酎と呼びます。
花酵母は、東京農業大学短期大学部醸造学科酒類学研究室の中田久保教授が野生の花から採取し、分離・培養に成功。その香りの良さから清酒に使用されていました。
続きを読む 花酵母焼酎とは
「かっぽ酒」とは、青竹の筒にお酒(※)を入れ、囲炉裏や焚き火で燗を付けたものです。名前の由来は、お酒を注ぐ時にカポカポと音を立てるところから来ています。
※全国では焼酎や清酒を入れるなど、地域によって飲み方が異なります。 ここでは焼酎を入れて飲む「かっぽ酒」についてご紹介します。
続きを読む かっぽ酒とは
前割りとは、そのままの言葉の通り、焼酎を事前に水で割っておくことです。
飲む直前に水で割るのに比べて、焼酎と水がよくなじんでまろやかな味わいになると言われています。
ここでは前割りの仕方をご紹介しましょう。
密閉性のある容器に焼酎、そして水を入れ、1〜2回上下を逆さまにして軽く振ります。そして常温で一晩置いておけばOKです。手間を掛けず、美味しい焼酎を楽しむ事が出来ます!
続きを読む 前割り
焼酎のテイスティングの仕方を伝授します!ちょっとしたコツを掴むことで、その焼酎の特徴が分かるものです。
テイスティングは単に味を見るだけではありません。色、香り、飲んだ後の余韻までの全てを、五感全体で味わい尽くすものです。
〜テイスティングの仕方〜
続きを読む テイスティング